マルゼノン

はじめて観に行ったのは

僕がまだ福岡で学生をやっていたころ。

丁度、井澤さんが出演されるということで、

マルゼノンナイトに参加しました。

 

周りには知らないお客さん。

演者の方も、多田さんのことも知らずに

ただ、井澤さんの歌を聞きに行ったことを

覚えています。

 

前日、寿司屋で23時までバイトをして、

渡辺通りを歩いたこと。

 

当日、成田から渋谷に来るまでの乗り換えで

京成線から山手線への乗り換えに

失敗したこと。

 

開場前、僕より前に並んでいた、

今は知り合うことができたお客さんのこと。

 

閉演後、井澤さんに初めましてを言えたこと。

その日の夜、大雨だったこと。

 

全てはっきり思い出せる、大切な思い出です。

 

 

それから、井澤さんが出る公演には

毎回足を運びました。

こちらで就職してからは、

あまり本人が出演しなかったこともあり、

半年以上足を運びませんでした。

 

しかし紆余曲折を経て、今はすっかり

マルゼノンのファンになってしまいました。

 

生の演奏で、お客さんの存在を

はっきり感じる場での経験と

そこで成長する姿を見せてくれる、

出演者さん。

 

はじめて見かける子は、

声が震えてしまったり、

顔がこわばっていて緊張が伝わります。

 

僕は歌に関しては まるっきり素人なので、

初めてなのにみんながみんな、

上手に歌えているなと思っちゃいます。

 

そして例外なく、やりきったけど

どこか物足りないような顔で去っていくのを

見かけます。

 

でも、何度か見るうちに

人が変わったように歌う人がいて、

歌ももちろん上達しているのでしょうが、

自信に満ちたいい顔をしています。

その変わりようを見て嬉しくなるんですよね。

 

そんな一生懸命な人たちの成長を見られる

あたたかい場所です。

 

と、長い前置きでしたが、

いつも帰りの飛行機や、次の日のことで

書いたりしなかった感想を

せっかくなので残しておこうと思います。

駄文ですが。

 

 

####

初めて観たときは、緊張しているけど、

必死に楽しもうとしてるんだろうなと

思わせてくれた双葉さん。

 

この人は、衣装や小物にこだわりと

表現したいという主張が出ていました。

 

昨日は、柔らかい笑顔で楽しそうに

歌っていて、ずっとこう

表現したかったんだろうなと感じられました。

ちょっとドキッとさせられましたよ。

これから、もっと楽しそうに歌うのかな。

楽しみです。

 

昨日いいな、と感じたのはもう1人

戸谷くんです。

 

この人は、オーディションでしっかり

自分を表現できるキャラクターが武器だなと

感じていたのですが、

これまでのマルゼノンでそれを披露する機会は

ありませんでした。

 

昨日は、キーボードとトロンボーンと歌、

ピアノの弾き語り、突然振られるMCと

甘いマスクを見せてくれました。

 

単純に、ステージ上でやることが多く

1番頑張ったのではないでしょうか。

ベストアクト、お疲れ様でした。

 

 

 

ベストパフォーマンスは、贔屓目なしに

考えると矢野さんのシルシでした。

 

個人的には、選曲が王道だったので

どうだろうかと聞いていましたが、

曲の特徴である高音域、

細かいところまで自分の表現を

取り入れていて、高い完成度に感動しました。

 

最近はDFCでボーカルを担当していて、

ライブにも2度ほど観に行きましたが、

ノリの良い歌が歌える強さが

うまくマッチして収まっていると思います。

 

話が逸れますが、

矢野さんのゆめの通り道を聞きたいから、

最後に箱に行こうかな。

 

 

あと、毎回MCでふにゃっとした笑顔を

見せてくれるつきのさん。

 

ぼーっとした時にも

すっと心に響かせるような歌声です。

(もちろんぼーっとしてないよ)

聞き取りやすいとか、

はっきりしていると言ってしまえば

それまでですが、声質と

それに合った歌い方が上手くって、

表現力が豊かなのが一因なのでしょうか。

 

言葉にしづらいけど、

心に語りかけてくるようなたくましい歌です。

 

また聞かせてね。

 

 

 

お目当てだった

the most岩倉あずさ 卍さん

にはお手紙で伝えることにして、

感想はここまでにしたいと思います。

 

もし、ここまで読んだ人がいれば、

ありがとうございます。

 

2015.10.16

2018.09.27